入園式や入学式のママの服装、パンツスーツではマナー違反？
フォーマルな装いとして、パンツスーツが着用される場面も最近では多く見かけます。マナーとしては、格がもっとも高い正礼装以外は、パンツスーツの着用もOKと言われています。（詳しくは、フォーマルの基礎知識）
結論「パンツスーツ」も大丈夫です。
ただし、これだけは確認。
フォーマルにおけるパンツスーツの位置付けは高くありません。一般的にスカートやワンピースの方が 格が高い装いとされています。（女性のパンツスーツは、もともと動きやすい仕事着として着用され始めた流れから、格式は高くないのだそうです。）
それなので、格式が高い私立の伝統校系列の幼稚園や小学校の場合は、先輩ママや、実際に通われているご家庭に、確認してみた方が良いです。
とは言え、パンツスーツは動きやすい。せっかくならデザインを吟味して検討してはいかがでしょうか。
実際パンツスーツの母親の割合はどの位？
パンツスーツのお母さんの割合はワンピースやスカートのスーツに比べて、少数派です。これは体験談になりますが、特に幼稚園の入園式や小学校の入学式くらいまでは、ジャケットにワンピースやスカートを合わせるママが多く、パンツスーツのお母さんは少なめ。
パンツスーツのお母さんがちらほらと目立ってくるのが中学校あたりからの印象。
最近では、VERYやSTORYなどのママ雑誌のフォーマル特集では、パンツスーツも積極的に取り上げられていて、パンツスーツを選ぶかどうかは もはや好みのレベルになってきているように思います。
いや、むしろ働くワーママが増えてきている昨今普通になりつつあるとすら感じます。
パンツスーツの良い点・おすすめポイント
パンツスーツの良い点は、何点かあります。
- 着やすい
- 下半身にコンプレックスがある場合に隠しやすいこと
- ジャケット、パンツともに単品で着回しやすい
- 防寒対策
といった所でしょうか。
特に、パンツスーツはそのデザインによって、ヒップが大きい・あるいは小さい、足が太い・細いといった悩み・コンプレックスを手軽にカバーしてくれる良さがあります。
自身がきれいに見える形のパンツが一本あると、色々合わせやすいので単品でも着回しやすいです。
入園・入学式でパンツスーツを上手に着るコツ
お式でパンツスーツを着用する際には、気を付ける事が一つだけあります。
パンツスーツは、すっきりと見えるのが良い点ですが、もともとはビジネススーツ。それなので、デザインや形によっては「ビジネススーツ」「お仕事着」風に見えてしまう事があるのは注意。
パンツスーツを着るという方は、ワークスーツに見えないようにスーツの形や素材を吟味したい所です。形や素材がビジネススーツっぽく見えてしまう場合には、合わせるブラウスや、ネックレス・コサージュ（ブローチ）などの小物の工夫でおしゃれでフォーマルっぽい雰囲気にすると良いでしょう。ジャケットや小物にフェミニンな雰囲気のものを合わせると、ワークスーツっぽさが無くなります。
ひとつ形のきれいなパンツを持っていると、素材が違っていても上下合わせやすいのがパンツです。
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