フォーマルな服装は、格式によりスタイルを正装・準礼装・略礼装の3つに分け、さらに、着用する時間帯「昼」か「夜」を区別します。

注意しなければいけないのは、格式が高い服装=心のこもった装いという訳ではないということ。

TPO(時間・場所・状況)により、装いのスタイルを決めます。

正礼装(フォーマル)

正礼装は、一番格式の高い礼装です。正礼装は、最も格式の高い礼装スタイル。

皇室行事や、格式ある式典、最高格のホテル・会場での着席パーティーにおいて求められる服装いで、日本では、女性の礼装ではあまり一般的なものではないようです。

 

準礼装(セミフォーマル)

準礼装とは、正装(最高位のフォーマル)に準ずる服装のことで、セミフォーマルとも言われます。正礼装の次に位置するフォーマルな装いのことです。

結婚式や披露宴、入学式・入園式、卒業式、七五三など、日々の暮らしに根付いた冠婚葬祭には、こちらの「準礼装」もしくは、下の「略礼装」の 服装が一般的。

 

略礼装(インフォーマル)

仲の良い仲間内でのパーティーや、格式ばらないレストランスタイルでの結婚式や披露宴、2次会向きの装いです。

近年の傾向として、ご近所幼稚園や公立小学校・中学校の入園・入学式や卒園・卒業式などの親の服装は、略礼式に近いと言われています。