ネックレスや指輪に使われるパール・真珠の色は実にさまざま。

ブラックや グレーのパールは、結婚式や入学式などのお祝いの服装に使えるか悩みますね。

フォーマルの視点から使えるパールの色をアドバイス♪

真珠・パールの色と使える場面

パールの色と使える場面について。

ホワイト・白系のパール

ホワイトパールは、万能。基本的に 冠婚葬祭全ての場面で使えるのがホワイトパール・真珠です。同じ白い真珠といわれるものでも、うっすらピンクあるいは、黄味がかっていたりするものもあります。白系なら「葬」である喪の席でも大丈夫だと言われています。

グレーパール

グレー系パールといえば あこや真珠のブルー珠(ブルーパール)もしくは、南洋黒蝶真珠の黒系のうすめの色合いのものが代表的です。これらは、本当に美しく干渉色が入ったグレーの真珠は、ずっと使える大人のパール。

グレーパールは、喪に限定されず、本来なら着こなしに合わせて、パーティーや結婚式などの「お祝い行事」華やかなシーンにも幅広く使えます。卒業式・卒園式はもちろん、入園式・入学式のスーツに合わせても素敵です。

ブラックパール

 

ブラックパールは、黒というイメージから、喪のイメージが強い(特に、イギリスの女王陛下のジェットの逸話から)のですが、そもそも、「喪」の場合に着ける真珠は、必ず黒・ブラックパールという決まりもなく、黒真珠は喪にしか使えない真珠というわけではありません。

黒系真珠も、特に、グリーンなどの干渉色が入ったものは、華やかで パーティーに使えます。特に、南洋黒真珠(タヒチパール)はブラックと言えども、華やかでパーティー向きです。服装・装いによっては、本来結婚式でも OK。

ただし、例えば、「黒真珠は、お葬式のイメージ」など 世間一般で広がって、浸透しているイメージ・ルールもあります。これがフォーマルの着こなしの難しいところです。

特に年配の方、目上の方も多く これから重要なお付き合いが始まりそう・・・なんていう場面では、そういったイメージによるものも無視することはできません。それなので、使えるかどうかは個別に判断の必要があると思います。

パール(白系には分類されない明らかなカラーのもの)

真珠の調色技術が高くなり、あこや真珠、淡水真珠など「ピンク」「黄色」「ブルー」「グリーン」などなど きれいな色目のパールも生産することが出来るようになりました。

入学式や入園式、七五三 お宮参りでママが着けるなら、薄い色合いのきれいな色のものを選ぶと清楚で素敵です。

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